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モノへの愛着は、自己の人格形成へのかかわりを感じるから

2011.12.09

私たちが毎日の暮らしの中で使っている生活関連のモノを選択するとき、何らかの判断基準を人それぞれに持っているはずです。価格であったり、使い易さであったり、美しさであったり、耐久性であったり、収納し易さであったり。その判断基準こそ暮らしの中ではこころの反映です。いちいちソレとは自覚していなくても、あらゆる機会に自分の暮らしに対する判断があり、自分自身と向きあっているのです。ソレの正体を確かめてみることは楽しいことです。

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ある人が大変こだわっているモノが、あなたにとってはくだらないモノということがあります。子どもが机の引き出しにしまっているガラクタの類がその典型です。親の目からみればガラクタ、子どもの目からみれば宝物。夫の学生時代の思い出の浸みこんだ黄色くなった文庫本は、妻にとっては反古紙。妻が語りかけるように眺めているダイヤの指輪は、夫にとってはガラス玉。何でもないモノに愛着を感じるのは、そのモノの中に、ある時期の自己の人格形成への重大なかかわりを感じとっているか、あるいはそのような時期の思い出を含んでいるからでしよう。





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